森の保全活動をやってきました。
目標は、30~40年前の森の姿を取り戻すこと。
近くにいたアマガエル。
最近はたくさん雨が降ったのでいい艶してますね。
現場に着き、いよいよ保全活動開始。
他の人は間伐を、僕らは子供たちと湧き水を利用したビオトープ作り。
泥をすくっては子供たちがバケツやトレイで運んでくれます。
ちょっと小さいけど、ま、まずはこんなもんだろ。
また秋に続きをやろう!
その後、この池の名前を作ることに。
子供たちが一生懸命名前を考えて、
自分たちでレイアウトも考えて。
最後は自分たちで色を塗って。
完成!!
命名、『生き物の池 トンボ池』です。
看板を立てた!!
そのときに看板の下が少し割れてしまって子供たちはショック…
特に右下には『あはっ』というせりふを吐くウサギの絵が描いてあり、
そのウサギが真っ二つにww
子供たち、本当にショックを受けてたので、
僕は一言。
「ウサギ、割れてもけど、『あはっ』ていうてるから大丈夫やで」
大人たちは笑っていました。
なぜトンボ池というかというと、この生き物がたくさんいたからです。
何かわかります?
そう、ヤゴ。それもオニヤンマのヤゴです。
いつかトンボがこの池から生まれて、そして秋にもこの池に卵を産んでくれるよう、
トンボ池と名づけました。
よいね。
この池、来年もたくさんのヤゴが生まれるように、大切にしたいね。
時期としては少し早いけど、もうカブトムシもいました。
その後は、写真はないけど昼食にしました。
カレーにキムチ丼、きゅうりとトマトの丸かじり。
なんておいしいお昼なのだろう!!
きゅうりの丸かじりとか、トトロみたいで楽しかったなあ~
何より、有機トマトが本当においしかった!!
畑でとれたてのトマトって、こんなに甘くてしっかりしてるんだなあ、と関心すること請け合いよ。
みんなも畑でトマト育てるとよいよ。
昼食時は、必死になって食べたので画像がないのが残念!
このおかげで体重がまた戻りましたww
その後、杉林の間伐。
間伐した杉は皮を剥いてテーブルの材料にします。
意外と簡単に皮がむけます!
子供たちが皮むきがやたら好きで、ずっとやってましたw
つるつるな木を満足げに見る少年。
あの黒い炭の下に、お気に入りの石を埋めてタイムカプセルにしたらしい。
今度来たときにまた掘るのだと☆
何かそういうの、素敵やん♪
みんなはそんなこと、と思うかもしれないけど、
多分僕はいつまでもそんなことに夢中になれる大人になりたいと思ってます。
というかなれる自信があるww
いつまでも子供ですみません。
でも僕はやっぱり子供が好きだな!
すぐに仲良くなりましたよ。
ま、どちらかというとなめられてる、って感じやったけれどw
やたらと財布のチェーンにいたずらしてきて、コラーと怒ったら
ワーっと逃げて…そんな他愛もない遊びを彼らは精一杯楽しんでるようでした。
秋にまた二回保全活動があるみたいなので、またぜひぜひ参加したいと思います。
僕が将来目指していることに少し近いので。
ではでは!
目標は、30~40年前の森の姿を取り戻すこと。
近くにいたアマガエル。
最近はたくさん雨が降ったのでいい艶してますね。
現場に着き、いよいよ保全活動開始。
他の人は間伐を、僕らは子供たちと湧き水を利用したビオトープ作り。
泥をすくっては子供たちがバケツやトレイで運んでくれます。
ちょっと小さいけど、ま、まずはこんなもんだろ。
また秋に続きをやろう!
その後、この池の名前を作ることに。
子供たちが一生懸命名前を考えて、
自分たちでレイアウトも考えて。
最後は自分たちで色を塗って。
完成!!
命名、『生き物の池 トンボ池』です。
看板を立てた!!
そのときに看板の下が少し割れてしまって子供たちはショック…
特に右下には『あはっ』というせりふを吐くウサギの絵が描いてあり、
そのウサギが真っ二つにww
子供たち、本当にショックを受けてたので、
僕は一言。
「ウサギ、割れてもけど、『あはっ』ていうてるから大丈夫やで」
大人たちは笑っていました。
なぜトンボ池というかというと、この生き物がたくさんいたからです。
何かわかります?
そう、ヤゴ。それもオニヤンマのヤゴです。
いつかトンボがこの池から生まれて、そして秋にもこの池に卵を産んでくれるよう、
トンボ池と名づけました。
よいね。
この池、来年もたくさんのヤゴが生まれるように、大切にしたいね。
時期としては少し早いけど、もうカブトムシもいました。
その後は、写真はないけど昼食にしました。
カレーにキムチ丼、きゅうりとトマトの丸かじり。
なんておいしいお昼なのだろう!!
きゅうりの丸かじりとか、トトロみたいで楽しかったなあ~
何より、有機トマトが本当においしかった!!
畑でとれたてのトマトって、こんなに甘くてしっかりしてるんだなあ、と関心すること請け合いよ。
みんなも畑でトマト育てるとよいよ。
昼食時は、必死になって食べたので画像がないのが残念!
このおかげで体重がまた戻りましたww
その後、杉林の間伐。
間伐した杉は皮を剥いてテーブルの材料にします。
意外と簡単に皮がむけます!
子供たちが皮むきがやたら好きで、ずっとやってましたw
つるつるな木を満足げに見る少年。
あの黒い炭の下に、お気に入りの石を埋めてタイムカプセルにしたらしい。
今度来たときにまた掘るのだと☆
何かそういうの、素敵やん♪
みんなはそんなこと、と思うかもしれないけど、
多分僕はいつまでもそんなことに夢中になれる大人になりたいと思ってます。
というかなれる自信があるww
いつまでも子供ですみません。
でも僕はやっぱり子供が好きだな!
すぐに仲良くなりましたよ。
ま、どちらかというとなめられてる、って感じやったけれどw
やたらと財布のチェーンにいたずらしてきて、コラーと怒ったら
ワーっと逃げて…そんな他愛もない遊びを彼らは精一杯楽しんでるようでした。
秋にまた二回保全活動があるみたいなので、またぜひぜひ参加したいと思います。
僕が将来目指していることに少し近いので。
ではでは!
さて、ではなぜこの森を保全しているのかということを説明します。
この森を保全する目的は一つ。
『森を活かすこと』
ずばり言えば、『森を経済に組み込むこと』です。
40年間の当時はまだ林業が行われ、森は人の手で管理されてました。
油分が多く、焚き火や燃料として有用な赤松をはじめ、
人々の生活に欠かせなかった木々、例えば他に杉、コナラなどが育てられていました。
言うならば、当時の日本の里山は森というより畑であり、生産物だったのです。
その後、木々はエネルギーの分野ではより効率のよい化石燃料に、
材料の分野ではより丈夫で長持ちする金属、プラスチックにその役割を奪われ、
生産価値が低下し、里山はほとんど管理されなくなってしまいました。
僕たちの今回の活動は、管理しなくなってボーボーに雑草が生えて荒れた畑を
もう一度管理し、余計な雑草は抜き、再度生産性のある畑を作ろう、ということなのです。
そのように聞くと、何だ森林の保全というが、結局は林業の手伝いか。とお思いかもしれません。
確かにその意見は遠からず当たっています。
しかし、実は人間が林業を再びすることで、環境にもたくさんのメリットがあるのです。
まず第一に、二酸化炭素固定化の促進です。
木々を効率よく育てると、光合成により多くの二酸化炭素を自らの体内に固定化します。
地球温暖化の原因と言われていますので、とても環境によいですよね。
第二に、化石燃料の代替となりうることです。
化石燃料は燃やすと当然二酸化炭素を排出しますので、環境負荷は高く、
また化石燃料由来のプラスチックは非常に丈夫ですが、環境下で分解しにくいため
将来有害になる可能性が高いです。
さらに化石燃料は枯渇が懸念されており、代替燃料や材料の登場が待たれています。
木々は生産性は悪いですが、
最近は生産性のよい植物(竹)や、植物由来のプラスチック(ポリ乳酸)、植物由来のエネルギー源(バイオエタノール等)などが研究されていますし、今後化石燃料の代替に植物が使用される日も遠くないと思います。
第三に、鬱蒼とした原生林より、田んぼや畑、里山など、人の管理が行き届いた森の方が
生物多様性があることが多いことです。
注釈として、農薬をふんだんに使った単一作物のみによる大規模ファームは除外させていただきます。
僕の大学でも畦の動植物多様性の研究がされていましたが、
人の管理がないと、森は原生林へと姿を変えます。
自然に任せれば、環境が一方向にのみ変化し、
環境に不適合な生物は淘汰され、
結果限られた生物のみが生息するため、生物多様性は失われます。
白神山地の広大なブナ林は原生林は
そのようにして形成されます。
ちなみに縄文時代、この地域の森は、常緑広葉樹が主でした。
何百年も人の手が入らなければ、いずれこの土地も常緑広葉樹の原生林になるでしょう。
どちらがよいかはわかりません。
人類が存続するためには、
人は自然と調和しなければならない。
人が少し
僕が目指すのは、第一次産業の再興と社会的地位の向上。
簡潔に言えば、農業や林業で大金持ちになれる社会を作りたいということです。
第一次産業が再興すれば食糧危機解決の糸口になりますし、二酸化炭素固定化も促進されますよね!
人が文化を維持しながら持続可能な生活をするには、
何かとてもえらそうな事を言っていますが、
これら活動の一端を担うのが僕の人生の目的の一つなのです。
この森を保全する目的は一つ。
『森を活かすこと』
ずばり言えば、『森を経済に組み込むこと』です。
40年間の当時はまだ林業が行われ、森は人の手で管理されてました。
油分が多く、焚き火や燃料として有用な赤松をはじめ、
人々の生活に欠かせなかった木々、例えば他に杉、コナラなどが育てられていました。
言うならば、当時の日本の里山は森というより畑であり、生産物だったのです。
その後、木々はエネルギーの分野ではより効率のよい化石燃料に、
材料の分野ではより丈夫で長持ちする金属、プラスチックにその役割を奪われ、
生産価値が低下し、里山はほとんど管理されなくなってしまいました。
僕たちの今回の活動は、管理しなくなってボーボーに雑草が生えて荒れた畑を
もう一度管理し、余計な雑草は抜き、再度生産性のある畑を作ろう、ということなのです。
そのように聞くと、何だ森林の保全というが、結局は林業の手伝いか。とお思いかもしれません。
確かにその意見は遠からず当たっています。
しかし、実は人間が林業を再びすることで、環境にもたくさんのメリットがあるのです。
まず第一に、二酸化炭素固定化の促進です。
木々を効率よく育てると、光合成により多くの二酸化炭素を自らの体内に固定化します。
地球温暖化の原因と言われていますので、とても環境によいですよね。
第二に、化石燃料の代替となりうることです。
化石燃料は燃やすと当然二酸化炭素を排出しますので、環境負荷は高く、
また化石燃料由来のプラスチックは非常に丈夫ですが、環境下で分解しにくいため
将来有害になる可能性が高いです。
さらに化石燃料は枯渇が懸念されており、代替燃料や材料の登場が待たれています。
木々は生産性は悪いですが、
最近は生産性のよい植物(竹)や、植物由来のプラスチック(ポリ乳酸)、植物由来のエネルギー源(バイオエタノール等)などが研究されていますし、今後化石燃料の代替に植物が使用される日も遠くないと思います。
第三に、鬱蒼とした原生林より、田んぼや畑、里山など、人の管理が行き届いた森の方が
生物多様性があることが多いことです。
注釈として、農薬をふんだんに使った単一作物のみによる大規模ファームは除外させていただきます。
僕の大学でも畦の動植物多様性の研究がされていましたが、
人の管理がないと、森は原生林へと姿を変えます。
自然に任せれば、環境が一方向にのみ変化し、
環境に不適合な生物は淘汰され、
結果限られた生物のみが生息するため、生物多様性は失われます。
白神山地の広大なブナ林は原生林は
そのようにして形成されます。
ちなみに縄文時代、この地域の森は、常緑広葉樹が主でした。
何百年も人の手が入らなければ、いずれこの土地も常緑広葉樹の原生林になるでしょう。
どちらがよいかはわかりません。
人類が存続するためには、
人は自然と調和しなければならない。
人が少し
僕が目指すのは、第一次産業の再興と社会的地位の向上。
簡潔に言えば、農業や林業で大金持ちになれる社会を作りたいということです。
第一次産業が再興すれば食糧危機解決の糸口になりますし、二酸化炭素固定化も促進されますよね!
人が文化を維持しながら持続可能な生活をするには、
何かとてもえらそうな事を言っていますが、
これら活動の一端を担うのが僕の人生の目的の一つなのです。
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