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2025/01/15 09:27 |
Anne
今朝、うちの犬が天に召された。

朝起きたらもう冷たくなってた。

昨日からついに寝たきりになり、水も飲まなくなっていた。

亡きがらは小さく萎んだようだった。

16歳と10ヶ月。大往生だったな。お疲れさん。ゆっくり休んで下さい。


小学3年生の4月にうちにやってきた彼女。

本来なら保健所に連れてかれる所に待ったをかけ、もらいうけた。

電話先で親に反対されながらも、雨の中、たどたどしい抱き方で家へ連れて帰ったのをよく覚えてる。

寝室に入れたらぶるぶる雨粒を飛ばしやがって、布団が獣臭くなったな(笑)

前の居場所で虐められてたトラウマからか、ホントに怖がりで内向的だった彼女。

頭をよしよしされるのも嫌がったり(お腹よしよしは好きだった)。

病院に連れていく道中で怯えて全く動かなかったり。

他人が庭に入ったら、尻尾をこれでもか!というくらい股の間に隠して逃げ回ったり(番犬にもならない)。

さらに親父が、彼女が入った状態の犬小屋をガリガリ動かしたりしたから(雨が斜め降りしてて、入口から雨が入るといけないからとの親切心!)、怖がりは拍車にもかかり…

それ以降は犬小屋に入ることもなかった(笑)
おかげで毎回雨が降れば家に入れてあげないかんかった…(親父め)

雷が嫌いでキャンキャン鳴くので、そのたびにうちに入れてた。

ぶるぶる震えてるからお腹をさすって落ち着かせてた。

落ち着いたと思って居間に戻ると、またクーンクーン鳴いて甘えたり(ああかわいいなあもう!!)。


子供のときは、タヌキか!と思うくらいタヌキ似だった彼女。

2歳くらいになるとようやく犬らしい顔付きになって、やはり犬だったかと一安心した(タヌキを飼うには許可がいる)。

常に歩きながら用をたす、触られるのを嫌うなど、普通の犬とは少し違うところも多々あったが…


散歩は山道が好きだった彼女。

山道で離すと小鳥などの小動物目掛けて猛ダッシュ。
こいつらなら勝てる!とでも思ってたのか。

一度戸惑ったのは、小学校の近くで離したとき。

なぜか山道を逆走して、小学校に向かって猛ダッシュ。

何があるのかと思い小学校に侵入すると、飼育小屋の前で前あしを金網にかけ、大興奮の彼女を発見(笑)

もう尻尾ちぎれるんちゃうかと思うくらいふりふりだった。

ウサギが小屋の中を逃げ回るのを、喜々として追尾してたな。

いつも大人しい彼女の中に初めて野生を見た…(ちょっと焦った)

すでに夜遅く、不法侵入でしょっぴかれかねないので、未練ありげな彼女を無理矢理引きずり小学校を出た。


田舎だからか、昔は放し飼いの犬が多かった。

放し飼いは危ない。

小学生のとき、散歩中、放し飼いの犬が彼女の尻尾に噛み付きやがったことがあった。
ついかっとなって相手の犬の腹を蹴ってしまった。

犬は驚いて逃げて行ったが、蹴った自分が一番驚いたな(飼い主には見られてなかったので助かった)。

彼女はというと、やはり尻尾を股に収納していた(最初からそうしていれば!!)



最後の方は実家を離れたためあまり世話が出来なかったが、彼女との思い出は絶えない。

介護してくれたおとん、おかんには大感謝だな。

霊園にお墓を作ったので、おじいちゃんおばあちゃんのお墓参りのときに、一緒に参ろうっと。


さらば、ありがとう、アン。

では!!
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2009/12/12 16:18 | 携帯

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