昨日、親父と一緒に平群にある千光寺という寺へ行った。
親父を助手席に乗せ、久しぶりにハンドルを握る。
どえらい細道をひたすら登って、対向車に道を譲るためにバックしたり左にギリギリ寄ったりして怖かったｗ

そうして何とかたどり着いた。

千光寺

黄金週間だというのに観光客は誰も居ない。

なんかの記念碑。

細道

山の端いとをかしかったが、まぶしすぎてカメラでは捉え切れなかった。

湧き水。といってもカメラではただの荒地

何だこの糞重い鉄棒は？？

この鉄の下駄は…！！？

説明書き。

『良縁の事
　男子　鉄錫杖を3回持てば良き嫁子を授る。
　女子　鉄下駄をはいて3歩あゆめば玉の輿の良縁来る。
　一心に神変大菩薩の加護を祈つて挑戦してください。』

なるほど、この鉄の棒を三回持ち上げれば素敵な奥さんを得るのだな。
ということで持ち上げてみようと努力したが、、
うぬ～～～
重すぎるｗｗ
筋力が足りない。良き嫁子はまだまだ先のようだ。

太鼓。メンテナンスが行き届いてないように感じたが、音色は大丈夫なのだろうか。

あと、少し変わった数珠を見つけた。
video013.3gp

回すと木製の数珠が降りてきて「カンカン」と心地よく鳴る。
なかなか面白い仕掛けだな。

何でも四国の寺にもあるらしい。


こういう場所は、静かで心が休まって、精神が研ぎ澄まされる気がする。
たまには都会の喧騒を抜け、寺社で充電するのもいいかもしれないな。

親父はやたらこういう場所が好きらしく、何事にもしきりに関心を示していた。
不動明王がどうとか、焚き火がどうとか、鉄杭がどうとか、、
千手観音も祀られていたが、それは「子(ね)」の守り神らしい。
オンバサラ　ダラマキリクと七回唱えてお祈りするそうだ。
俺には何一つわからないことだらけ。
普段は寡黙なのに、ここぞとばかりに雄弁に語りだす様子がどこか微笑ましかったな。
途中で入ってきた参拝客にも気さくに話しかけていた。

休日にユースホステルを使って寺社修行に行きたいと言っていたな。
アグレッシヴなこって！若いうちにどんどん挑戦していってほしいね。

帰りも山道をドライブ。
五月晴れにも恵まれ、綺麗に塗装された道を心地よいスピードで走る。
気持ちよかったなあ～

親孝行も悪くない。

ではでは！