今日は研究への熱意がふつふつと湧いたので、
一度も見直すことなく頭に浮かんだ言葉をそのまんま書き連ねた文章を、以下に記しておきます。
しょうもない内容なので、俺と竹と生体触媒に興味ない人は絶対に見ないでね!!
今日は担当の先生(かおるちゃん)とトーク。
うちの研究室で、俺はみんなと違う生体触媒を持って、全く違う尺度から研究を行っている。
なのでうちの研究室の担当教授ではなく、他大学の先生(かおるちゃん)に教えを乞うのだ。
だから、本当にたまにしか担当の先生(かおるちゃん)とは会えないのだ。
基本的に放置プレイで、自分で考えて自分のペースで研究をすすめているのだ。
かおるちゃんは、非常にエネルギッシュな人だ。
若さ溢れ、血気盛んな大学院生たちが気圧されるほどだ。
でも、今日はちょっとくたびれてたような。。
全然知らなかったけど、何と今年で定年らしい。
見た目は確かに相応かもしれないけど(失礼)、
何と若々しい62歳だろう!!
この歳になってもあの好奇心と追求心は尊敬するし、感服する。
あんな元気なおじいさんになりたいと思う。
M2、最終学年になって、今までの研究を通して、ついに研究の方向性を決定付けた。
「竹を生体触媒反応に利用する」
というテーマ。
竹を使えば生体触媒は何だっていいや、という感じ。
かなり大雑把で広いww
液相反応はある程度固まってきた。
反応液に竹を入れると収率も選択性も上がったのだが、それはどうやら水に溶け出した竹の成分が効いているらしい。水溶性で選択性に寄与するもの。多分糖だ。
水に竹の成分を抽出して、それが何かを調べる。
水に竹粉を入れて、ACして一日インキュベートして、凍結乾燥して水を飛ばして、質量を量る。
あわよくば、その溶けたものを液クロで測定したいが。。。
水系の液クロつかったことないし、糖はピークが小さいし固まって出るから分離させにくい。
展開溶媒を水メタにするか水アセトニトリルにするか、とか、糖を検出するだけでも色々ややこしい。
それに単糖や二糖のような単純な糖ならいいけど、どんな糖が含まれてるかもわからん。
なので、もしかしたらオルシノールで染色させるだけで、「何かはわからんけど糖類でした」って結論になる可能性が高いな。
あとは、基質濃度固定の系でグルコース濃度のスクリーニングをして、竹粉500mgが反応系に与える影響がグルコース●mgに相当するかを見る。
グルコースの量より優位性があればよいが。。
ただ、竹自体、伐採した時期で糖の含有量が違うからな~
何でも、6月までに伐採した竹は水分含有量や糖含有量が高くて腐りやすいという話を聞く。
オートクレーブの時間でも、竹から出てくる糖の量変わってくるだろうし。。
実際、オートクレーブしない竹粉使ったら、ほとんど反応に影響与えなかった(つまり糖が溶けなかった)し、竹に200℃の水蒸気当てたら質量比5%のグルコースが取れた、っていう話も聞くし。
熱である程度エネルギー加えて細胞壁とかの組織潰さないと糖は出てこないだろう。
ってなると、ファクターが多くなりすぎる(><)
液相反応は、これくらいで留めとこうかな。
固相反応はこれからだ。
竹を大量に消費出来、さらに反応に使った竹を肥料などに再利用出来そうなのはこちらだなので、俺はこちら側をプッシュしてゆきたい。
でもな~。液相反応と比べて、バイヤービリガー酸化でフェノール類が出来るという、ちょっと違った反応が起こることで優位だったのに、液相反応でも基質濃度によってフェノール出来てもうたし。。
や、簡便性と再利用の観点からも、こちらが優位だと考えよう。
何とか寒天なしの状態で竹の上にチチカビを生やすこと、出来ないかなあ。
そうしたら大量に竹を消費できるだろうに。。
だが、何もチチカビの不斉還元とバイヤービリガー酸化にこだわる必要性もない。
カワラダケ(サルノコシカケ)みたいに、木質の丈夫さを支えているリグニンさえ食べてしまうキノコ類を竹に生やせば、チチカビに食べてもらうよりさらに分解できて、再利用もやりやすかろう。
もしその体内にある酸化還元酵素で生体触媒反応が出来れば。。!!
あと、菌体丸々使わなくても、リパーゼなど単離酵素を竹繊維に固定化させるという方法で竹を消費する方法もある。
これはうちの研究室で一般的にやってる、MY使ったプロピオン酸のエステル化で実験したけど、リパーゼと基質が多すぎたせいか、結果はよくなかった。やり方も洗練されてなかった気がするな。
といっても選択性は上がったし、酵素量、基質量を1/10スケールにしてもう一度やってみよう。
あとは、反応系をがらりと変えて、AKとビニルアセテート使ったエステル交換による速度論的分割もやってみようか。
先生からの資料を楽しみにしておこう。
う~~ん、あと7ヶ月くらいしかないのに、夢は膨らむばかりだ!
読みたい論文もたまってゆくばかり。
残り少ない時間を計算して、しっかり研究しようではないか。
まずは、何を一番優先して進めてゆくべきかを考えよう。
ようし、研究が楽しくなってきたぞ。
今しかないモラトリアムを最大限に生かすぜ。。
って最近それしか言ってねえなww
ではでは☆
うちの研究室で、俺はみんなと違う生体触媒を持って、全く違う尺度から研究を行っている。
なのでうちの研究室の担当教授ではなく、他大学の先生(かおるちゃん)に教えを乞うのだ。
だから、本当にたまにしか担当の先生(かおるちゃん)とは会えないのだ。
基本的に放置プレイで、自分で考えて自分のペースで研究をすすめているのだ。
かおるちゃんは、非常にエネルギッシュな人だ。
若さ溢れ、血気盛んな大学院生たちが気圧されるほどだ。
でも、今日はちょっとくたびれてたような。。
全然知らなかったけど、何と今年で定年らしい。
見た目は確かに相応かもしれないけど(失礼)、
何と若々しい62歳だろう!!
この歳になってもあの好奇心と追求心は尊敬するし、感服する。
あんな元気なおじいさんになりたいと思う。
M2、最終学年になって、今までの研究を通して、ついに研究の方向性を決定付けた。
「竹を生体触媒反応に利用する」
というテーマ。
竹を使えば生体触媒は何だっていいや、という感じ。
かなり大雑把で広いww
液相反応はある程度固まってきた。
反応液に竹を入れると収率も選択性も上がったのだが、それはどうやら水に溶け出した竹の成分が効いているらしい。水溶性で選択性に寄与するもの。多分糖だ。
水に竹の成分を抽出して、それが何かを調べる。
水に竹粉を入れて、ACして一日インキュベートして、凍結乾燥して水を飛ばして、質量を量る。
あわよくば、その溶けたものを液クロで測定したいが。。。
水系の液クロつかったことないし、糖はピークが小さいし固まって出るから分離させにくい。
展開溶媒を水メタにするか水アセトニトリルにするか、とか、糖を検出するだけでも色々ややこしい。
それに単糖や二糖のような単純な糖ならいいけど、どんな糖が含まれてるかもわからん。
なので、もしかしたらオルシノールで染色させるだけで、「何かはわからんけど糖類でした」って結論になる可能性が高いな。
あとは、基質濃度固定の系でグルコース濃度のスクリーニングをして、竹粉500mgが反応系に与える影響がグルコース●mgに相当するかを見る。
グルコースの量より優位性があればよいが。。
ただ、竹自体、伐採した時期で糖の含有量が違うからな~
何でも、6月までに伐採した竹は水分含有量や糖含有量が高くて腐りやすいという話を聞く。
オートクレーブの時間でも、竹から出てくる糖の量変わってくるだろうし。。
実際、オートクレーブしない竹粉使ったら、ほとんど反応に影響与えなかった(つまり糖が溶けなかった)し、竹に200℃の水蒸気当てたら質量比5%のグルコースが取れた、っていう話も聞くし。
熱である程度エネルギー加えて細胞壁とかの組織潰さないと糖は出てこないだろう。
ってなると、ファクターが多くなりすぎる(><)
液相反応は、これくらいで留めとこうかな。
固相反応はこれからだ。
竹を大量に消費出来、さらに反応に使った竹を肥料などに再利用出来そうなのはこちらだなので、俺はこちら側をプッシュしてゆきたい。
でもな~。液相反応と比べて、バイヤービリガー酸化でフェノール類が出来るという、ちょっと違った反応が起こることで優位だったのに、液相反応でも基質濃度によってフェノール出来てもうたし。。
や、簡便性と再利用の観点からも、こちらが優位だと考えよう。
何とか寒天なしの状態で竹の上にチチカビを生やすこと、出来ないかなあ。
そうしたら大量に竹を消費できるだろうに。。
だが、何もチチカビの不斉還元とバイヤービリガー酸化にこだわる必要性もない。
カワラダケ(サルノコシカケ)みたいに、木質の丈夫さを支えているリグニンさえ食べてしまうキノコ類を竹に生やせば、チチカビに食べてもらうよりさらに分解できて、再利用もやりやすかろう。
もしその体内にある酸化還元酵素で生体触媒反応が出来れば。。!!
あと、菌体丸々使わなくても、リパーゼなど単離酵素を竹繊維に固定化させるという方法で竹を消費する方法もある。
これはうちの研究室で一般的にやってる、MY使ったプロピオン酸のエステル化で実験したけど、リパーゼと基質が多すぎたせいか、結果はよくなかった。やり方も洗練されてなかった気がするな。
といっても選択性は上がったし、酵素量、基質量を1/10スケールにしてもう一度やってみよう。
あとは、反応系をがらりと変えて、AKとビニルアセテート使ったエステル交換による速度論的分割もやってみようか。
先生からの資料を楽しみにしておこう。
う~~ん、あと7ヶ月くらいしかないのに、夢は膨らむばかりだ!
読みたい論文もたまってゆくばかり。
残り少ない時間を計算して、しっかり研究しようではないか。
まずは、何を一番優先して進めてゆくべきかを考えよう。
ようし、研究が楽しくなってきたぞ。
今しかないモラトリアムを最大限に生かすぜ。。
って最近それしか言ってねえなww
ではでは☆
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